区民・事業者・練馬区等がともに地球温暖化防止をめざす

スタート!エコライフ2021冬・第10回こどもエコ・コンクール100選展 当日レポート

期間:令和3年1月21日(木)〜28日(木)
場所:練馬区役所 本庁舎1階アトリウム

 毎年6月の環境月間に開催している「スタート!エコライフ」。令和2年度は新型コロナウイルスの影響で、1月の開催となりました。また、感染防止対策としてブースに担当者をおかず、無人での展示としました。

 今回は企業や団体、練馬区など12の団体がブース出展し、環境に役立つ暮らしのヒントや区の環境への取り組みなどについて紹介しました。ブースの入口では、マスコットキャラクターの「ねりねこ☆彡」と「ねりこんvv 」ののぼりが来場者を出迎えました。

 同時開催した「第10回こどもエコ・コンクール100選展」では、応募作品の中から入賞作品を含む約100作品を展示しました。

展示ブースレポート

ムダなくムリなく楽しく省エネ

ねりまエコ・アドバイザー協議会

 ねりまエコ・アドバイザー協議会は、「ねりまエコ・アドバイザー」が集まり、平成21年4月に、相互の協力と環境活動の推進のために結成された、区民による区民のための協議会です。パネルでは、活動内容をはじめ、「ムダなくムリなく楽しく省エネ」と題して、キッチンやリビング、冬の省エネポイント(技)を紹介し、併せてリーフレットを配布しました。また、ねりまエコ・アドバイザー協議会の会報誌を配布しました。

ずっと快適もっと省エネ

東京ガス株式会社東京東支店

 家庭用燃料電池「エネファーム」を重点的にパネル展示。家庭でのCO2削減に役立つほか、停電時も最大約500Wの電気が最長8日間使え、災害時にも安心だということを紹介し、併せて商品カタログを用意しました。また、東京ガスの登録商標になっている「エコ・クッキング」の極意やメニューを紹介した「エコ・クッキングブック」の冊子を配布しました。

エコをテーマにしたパネル

東京電力パワーグリッド株式会社荻窪支社

 東京電力グループの環境への取組をパネル展示。電気を活かした環境に優しいスマートな暮らしの提案として、電気を効率よく使うヒートポンプ技術やその技術を利用した商品「エコキュート」を紹介。また、「これからの暮らしはクルマも電気」と題し、電動車両は災害発生時に非常用の電源にも使えることをアピールしました。東京電力グループが長年取り組んでいる尾瀬の自然保護活動も写真とともに紹介し、冊子「尾瀬と東京電力」などを配布しました。

電気の賢い使い方と省エネルギー

(一財)関東電気保安協会

 関東電気保安協会の案内、災害に備えた電気安全のPR、省エネ家電の選び方をパネル展示。関東電気保安協会公式キャラクター「安全エレちゃん」のロゴマーク付き「2021年度カレンダー」が好評でした。「家庭からはじめる電気安全と省エネルギー」、「冬の省エネ、実践術!」の冊子を配布しました。

家庭から排出されるCO2削減の取組紹介

練馬区環境課

 白熱電球、蛍光灯電球、LED電球について電気の量と明るさを比べることができる実演台を用意。来場者がスイッチを押して、違いを確認していました。パネルでは、白熱電球とLED電球の消費電力や電気代を比較した上で、LEDに取り換える際の4大チェックポイントや注意点を紹介しました。また、ネットゼロエネルギー住宅(ZEH)について簡単にパネル展示しました。

練馬みどりの葉っぴい基金の紹介・PR

練馬区みどり推進課

 令和元年12月にリニューアルした「練馬みどりの葉っぴい基金」の紹介・PR を行いました。パネルでは、葉っぴい基金の3つのプロジェクト(ローズガーデンプロジェクト※・中里郷土の森プロジェクト・区民の森プロジェクト)を紹介するとともに、葉っぴい基金のパンフレットやニュースレターを配布。合わせて中里郷土の森やこどもの森、四季の香ローズガーデンのパンフレット等を配布しました。
※ローズガーデンプロジェクトの寄付募集は、令和2年11月末で終了しました。

食品ロス削減の取組と分別アプリ

練馬区清掃リサイクル課

 食品ロスの問題や食品ロスを減らす4つの工夫を紹介したパネル、資源・ごみ分別アプリを紹介するパネルを展示。なかでも、「ひとしぼりにご協力を!生ごみの多くは水分です」と訴え、練馬区公式アニメキャラクター「ねり丸」のイラスト入り「水切りごみ袋」を机の上に展示し啓発しました。さらに、最大2万円を助成する「令和2年度生ごみ処理機・コンポスト化容器購入費助成事業」のパンフレットと申込書を配布しました。

粗大ごみの再使用、資源化への取り組み

練馬区資源循環センター

 資源循環センターの施設が見学できること、粗大ごみは申し込み制であることをアピール。また、粗大ごみの中から再使用可能な家具類を簡易修繕・清掃して販売する「粗大ごみの再使用事業」や「蛍光管資源化の流れ」を現場の写真を使って紹介しました。施設の案内図をはじめ、粗大ごみの申込方法や粗大ごみの料金表のチラシなどを配布しました。

リサイクルセンター事業の紹介

練馬区立リサイクルセンター(関町・春日町・豊玉・大泉)

 各リサイクルセンターの地図や事業案内をパネル展示。広報誌である「ゆずりは」を用いて紹介するとともに、手にとれるようにバックナンバーから最新号までいくつか配布しました。とくに、パネルでは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)について取り上げた「ゆずりは」を紹介し、リサイクルセンターの講座で目指すSDGsを案内しました。

練馬区のごみの減量の取り組み

清掃事務所(練馬・石神井)

 資源・ごみに関するパネル展示では、粗大ごみを出す時の手順や資源(リサイクル)のイメージをわかりやすく紹介。「すてればごみ!分ければ資源」のキャッチフレーズが印象的でした。最新版の「練馬区資源・ごみの分け方と出し方」やその簡易版、清掃車のペーパークラフトの3種類を配布しました。「火災報知器をどう廃棄したらいいのかわからない」という女性が熱心に見学していました。

これまで行ったイベントの紹介

南田中図書館

 南田中図書館の環境に関する取り組みを紹介するため、壁一面に、これまで行った様々なイベントのチラシを掲示。「南田中ワイワイ自然塾」や「ワンダーおはなし会」も紹介しました。机の上には、ワイワイ自然塾で作った、どんぐりや木の枝などの素敵な作品を展示していました。また、南田中図書館だより1月号などを配布しました。

地球温暖化をクイズで学ぼう!

ねり☆エコ

 「地球温暖化をクイズで学ぼう!」という主旨で、クイズとヒントをパネル展示。その下の机に答えと解説のプリントを用意しました。「難しい!」「意外と知らないものね!」と言いながら、答え合わせをしている来場者もいました。また、ねり☆エコのホームページに掲載している「ねり☆エコe-ラーニング」を紹介し、「地球温暖化対策編」「ねりまのエコ編」の2コースを印刷して配布しました。

第10回こどもエコ・コンクール100選展

 「第10回こどもエコ・コンクール」の応募作品2,063点の中から、入賞作品(最優秀賞1作品、優秀賞2作品、入選5作品)をはじめ、小学生部門・中学生部門あわせて約100作品を展示しました。「夏休みの宿題で描きました」という小学5年生は「エコについてみんなよく描かれているな」という感想を話し、入選作品に見入っていました。また、女性の友人連れも「どれも素晴らしいですね。色使いや発想に刺激を受けます」などと話していました。
入賞作品はこちら(リンク)

ページの先頭に戻る