ねりま・エコスタイルフェア 当日レポート

エネルギー・本部ゾーン

東京ガス(株)北部支店

水素を充填する燃料電池自動車で、今回、初めての展示でした。谷原に水素ステーションが作られる予定があることから、区民に水素を使った燃料電池自動車を知ってほしいということでした。

東京ガス(株)北部支店

「家庭でできる省エネ」ということで家庭用燃料電池の紹介、太陽光発電、太陽熱利用ガス温水システムの紹介をしました。家庭用燃料電池への関心はすでに高く、「家庭用燃料電池はどのような仕組みで発電し、どのようにお湯を沸かすのか詳しく知りたい」という質問が多く寄せられたそうです。また、実物を見たいというニーズが多いことから、実物大の模型を展示していました。

ねりまエコ・アドバイザー協議会

練馬区長から委嘱された区民の「ねりまエコ・アドバイザー」の集まりです。普段は環境学習や環境調査への協力、地域で行われる環境保全活動への助言・協力や出前講座などの講師の派遣を行っています。ブースでは、ペットボトルに水を入れて、圧力をかけた後、圧力を抜くと雲ができる実験を行いながら、水の状態の変化を説明。来場者の注目を集めていました。また、家庭の節水から社会全体の省エネ効果につながるという説明が行われていました。協議会の活動内容や再生可能エネルギーの仕組みをパネルに展示し、熱心に説明を行っていました。

東京商工会議所 練馬支部(区内硝子商工有志)

東京商工会議所に所属する建設部会でガラス小売業の集まりです。ブースでは、「アルミサッシをそのままで、ガラス交換だけで省エネになる」ということを現物を展示しながらアピールしました。冬の場合、熱は60%くらい窓から逃げるが、ガラス交換だけで20%程度に抑えられるので約1/3の省エネ効果があることを説明。窓枠交換からの工事は大掛かりですが、サッシをそのままで2重ガラスや真空ガラスに交換するのは、手軽で早いということ。洗剤不要でガラスなどを磨けるスポンジと一緒に、パンフレットを配布しました。

(一社)練馬産業連合会((株)光波)

練馬産業連合会に所属する民間企業、(株)光波です。主に家庭で使用する直管ランプやボール球などのLED照明の製造から販売まで一環して行っています。ブースでは、デモ球を使って光を見比べていただきながら、LED電球の選び方、使い方、また光の歴史などを紹介しました。来場者は高齢者の割合が多く、「LEDは聞いたことはあるけど、よくわからない」という声が多かったです。パネルを3枚作って展示。来場者に社名の入ったボールペンを記念に差し上げました。人に正しく理解していただくのは簡単ではありませんが、今回のフェアを通して勉強になりました。

(一財)関東電気保安協会

電気の保守・点検をしている協会です。ブースでは、LED電球、白熱球、蛍光灯の3種の現物を置き、数値化して比較を行いました。電流が多く流れるということは、最終的には電気料金に影響するということで、LEDは白熱球の約1/10であると説明しました。また、熱が逃げない、飛散防止にもなるという熱射フィルムについても紹介。フェアの主旨に賛同しての初参加でしたが、普段から広報活動は業務としても行っているので、特に苦労はなかったが、天気だけが残念だったとのことでした。

東京都立練馬工業高校

1リットルのガソリンでどれだけ走れるかを競う「エコラン全国大会」に連続出場している、東京都立練馬工業高校自動車部です。ブースには、実際に大会に出場した白いエコランカーが展示されていました。車体が細身のすらっとした形で、制作にあたり一番苦労したのは「フレーム部分を作ること」だったそうです。また、特設コーナーに電動車いすを改造した一人乗り用のSLを準備していました。「誰でも運転しやすい」と考え、電動車いすに着目したそうです。残念ながら雨で中止となりました。

ねり☆エコ (練馬区地球温暖化対策地域協議会)

練馬区地球温暖化対策地域推進計画に基づき、区民・事業者・行政機関が共に連携して、省エネ活動や地球温暖化対策の推進、温室効果ガス排出量の抑制などに取り組んでいます。ブースでは、ヒントを含めてじっくりと考える地球温暖化のクイズを行い、人気でした。活動実績の報告をパネル展示するほか、こども・エココンクールの入賞作品の紹介および最優秀作品を絵はがきにして配布していました。また、「ねり☆エコ」のマスコットキャラクター「ねりねこ☆彡」と「ねりこんvv」の説明パネル展示や、おめんも配布しました。

ねりま・エコスタイルフェア本部

本部では、スタンプラリーのゴールと来場者アンケートを実施していました。
当日は悪天候のため、ステージプログラムの変更や、開催時間の短縮などを協議し、屋外での展示は13時を持って中止と判断しました。
しかし、雨の中わざわざ来場して下さったお客様のため、リサイクル家具等の抽選会や牛乳パックの回収は予定どおり行うこととして、会場を体育館に移して15時30分まで続けるように関係者との調整をしていました。