ねりま・エコスタイルフェア 当日レポート

プロムナードエリア

東京第一友の会練馬方面

1930年に雑誌「婦人之友」の愛読者によって創られた「友の会」、東京第一友の会練馬方面はその中の1つです。鍋を火からおろしてかぶせておくだけで保温調理ができるエコグッズ「鍋帽子」や「鍋布団」を展示・販売。レシピ本なども置き、時短エコクッキングの方法を紹介しました。若い世代からは使い方などの質問が多く、年配の来場者からは『実際使っています』という声が多く聞かれました。

(一財)関東電気保安協会

電気の保守・点検をしている協会です。「実演!ブレーカーのはたらき教室」と題し、ブレーカーの仕組みを実際にスイッチを入れたり切ったりしながら体験できる装置を展示しました。また、LED電球・白熱球・蛍光灯の3種類の電球を光らせる「電球の省エネ比較実験装置」も展示。実際に数値化することで、電力量の違いを実感できました。展示に興味を持った子ども達が多く、普段触らないブレーカーには、特に男の子が見入っていました。

東京都下水道局西部第二下水道事務所

各家庭から排出される下水を「各水再生センター」で処理し、川や海に戻しています。「油・断・快適!下水道」というキャッチフレーズのもと、展示を行いました。毎年展示している、雨水の浸透状況を模型にした「浸透するぞーくん2号」を実演。油脂などが下水管の中で冷えて固まって、下水管の詰まりの原因になるオイルボールの実物とともに展示し、下水道に油を流さないようアピールしました。また油を使わずに料理が出来るダイエットレシピの冊子や防寒ブランケットなどを、アンケート回答者に配布しました。

東京二十三区清掃一部事務組合 光が丘清掃工場

23区内の可燃ごみを焼却している21か所の清掃工場の一つ。パネルやパンフレットで、ごみを焼却した排熱の利用などの取り組みを紹介しました。建て替え計画についての展示は、練馬区民には関心が高く、スタッフに質問する来場者もいました。また『ライターはどうやって処分したらいい?』など、ごみの処分方法についての質問もありました。来場者にはタオルのプレゼントもあり、大勢の人がブースを訪れました。

練馬区みどり推進課

「練馬区立 花とみどりの相談所」の花とみどりの相談員による相談コーナーを設置。植物の育て方、病害虫の駆除や剪定の仕方まで、草花や樹木に関する相談に、2名の相談員が答えました。気になっていることを気軽に相談できるとあり、相談者がひっきりなしに訪れました。ブースの入口には、「練馬みどりの葉っぴい基金」のPRキャラクター、ぴいちゃんの大きなぬいぐるみを展示。「かわいい!」と集まる子ども達の姿が見られました。また、ミニステージでは、「ecoキャラクター大集合」のコーナーで華麗なステップを披露し、会場を盛り上げました。

(一財)練馬みどりの機構

練馬みどりの機構のメンバー「石庭みどり会」による出展。大泉学園駅南口近くにある「区立石庭の森緑地」について、春夏秋冬の美しい写真や、活動の様子を紹介しました。森からの「贈り物」の竹や苗木、腐葉土を使い、「鉢植え作り」の体験イベントも実施。石庭の森のよさが体感できるうえ、完成した鉢はお持ち帰りできるとあり、用意した50個が、1時間でなくなる人気でした。

ねりま・ごみフォーラム

ごみを減らし、CO2を削減する活動を行うボランティア団体は、毎年人気のフードマイレージゲームを実施。食材が描かれたカードを釣り、裏面のフードマイレージ(食材の輸送量×輸送距離)を合計すると、CO2の排出量がわかります。数字を見て『こんなに!』と驚く参加者もいました。参加者に配布したメモ帳、消しゴムなどの記念品はすぐになくなりましたが、その後もゲームを楽しむ子どもの姿が絶えませんでした。鍋・フライパンなどの金属回収や、団体の畑でとれたラベンダーの匂い袋なども好評でした。

東京都自転車商協同組合 練馬・光が丘・石神井支部

練馬区内の自転車販売店の組合です。目玉の企画は、電動アシスト自転車全20%OFF。好きな商品が選べ、契約すると、近くの販売店から新しい自転車が届くという内容。最新型自転車の展示が人目を引いていました。サドルカバー、防犯登録キーホルダー、かごカバー、反射材ステッカー、定規などを組み合わせてセットにした記念品も配布。大人用、子ども用の2種類を用意し、どちらもあっという間になくなりました。

(公財)練馬区環境まちづくり公社・自転車事業課

タウンサイクル(貸し自転車)や有料自転車駐車場などの事業を行っており、エコのための自転車シェアリングをPRしました。パネルでは、タウンサイクルのメリットを紹介。自転車で巡れる練馬の名所を紹介する「タウンサイクルマップ」も展示しました。また、自転車のルールやマナーについても、ポスターで注意を呼びかけました。アンケートに答えるともらえる「ねりまタウンサイクル」のロゴ入りエコバックは大反響で、多くの人が並んでいました。

エコスタイルフェア案内所

案内所はエコスタイルフェア全体の案内や、「キャラクターを探せ!」の受付を行いました。としまえんの正門ゲートを入ってすぐの場所に設置したため、練馬まつりや健康フェスティバルについて質問する来場者も多く、総合案内所のようになっていました。「キャラクターを探せ!」には多くの親子連れが参加し、大好評でした。