【リビング編】

一家団らんでエコライフ!

一家団らんで仲良く、省エネ!

 「省エネ」と聞くと、家電製品の使用頻度・時間を減らしたり、最新の家電製品を使ったりというイメージが強く、「一家団らん」がどうして省エネに?と思う方も多いのでは?

 家族がそれぞれの部屋で過ごせば、それだけ照明や冷暖房の使用も増えることになります。一つひとつの家電製品の省エネをがんばっても、電気代はかさんでしまいます。

 家族の生活リズムやスタイルが異なることも多いと思いますが、たとえば、夜ご飯はできるだけみんなで一緒に食べて、食後1時間はそれぞれの部屋に行かずにリビングで一緒に過ごすなど、「一家団らん&省エネ」の時間を作ってみるのはいかがでしょうか?

 忙しい現代社会では、同じ部屋にいながらも、それぞれでやりたいことをやっている、そんな「一家団らん」でもいいと思います。お互いの気配を感じながら、同じ部屋で過ごすだけで、ふとした会話やコミュニケーションも生まれやすくなり、大切な人とのつながりも強まって、省エネにもなります。

食品ロス&CO2削減、食育にも

 家族そろって食卓を囲み、団らんすることは、一人で食事をする「孤食」よりも、ごはんが美味しく感じられて、食べ残しも減るのではないでしょうか?
 食品ロスの大きな原因の1つは「食べ残し」です。食品ロスは地球温暖化などの様々な問題につながっています。

※くわしくは、こちらをご覧ください。
 キッチン編 減らそう!食品ロス&二酸化炭素(CO2

 また、家族や大切な人たちと一緒に食事をすることで、食べ物を大切にする気持ちや、マナーの大切さ、さらには人と人との絆など、子どもたちへの食育の原点にもなります。

 今や団らんの機会は、一人ひとりが意識して作り出していくことが必要な時代です。一家団らんの時間を大切にして、夏はそうめんをすすり、冬は鍋を囲むなど、季節の食を通して暑さ寒さ対策をしながら、エコに過ごす。日常生活の中で、できることからエコライフを始めてみましょう。

出典)家庭の省エネハンドブック2024(東京都環境局気候変動対策部家庭エネルギー対策課) ほか

食後は各部屋に戻らず1時間リビングでみんなと一緒に過ごした
(1部屋のLED照明器具(34W)1灯の使用時間を1日1時間短縮した)

年間削減使用量:約12.41kWh/灯
年間CO2削減量:約5.3kg/灯
年間節約料金:約385円/灯

出典)省エネポータルサイト(経済産業省)※電気料金単価 31円/ kWh(税込)で試算

令和7年3月17日更新

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