【キッチン編】

料理の下ごしらえや仕上げには、電子レンジがおすすめ

 料理の時に意外と手間のかかる野菜の下ごしらえ。
 そんな野菜の下ごしらえや仕上げに電子レンジを使えば、時短や料理の出来上がりも良くなるうえに、短時間で加熱することで、野菜の栄養素の損失も最小限に抑えられて、一石二鳥です。全体の調理時間も短くなるので、省エネにもなりますよ!

 たとえば、煮込み料理の野菜は電子レンジにかけてから鍋へ入れれば、煮崩れが少ないです。中までしっかり火を通したい時は、ガスコンロで焦げ目をきれいにつけた後に電子レンジを使えばガス代の節約になります。「火が通りにくいジャガイモやニンジンが、ガスコンロを占領して困る…」といったお悩みも解消します。

電子レンジと炊飯器の上手な活用法

 炊飯器は炊飯時に一番電力を消費するので、何度も炊くよりまとめて炊いた方が消費電力を抑えられます。
 そして、炊いたご飯を炊飯器で保温するのは、4時間までが目安です(※)。保温のためのエネルギーより、電子レンジで温め直すエネルギーの方が少なくなり、省エネになります。

 4時間以上になる場合は、炊いたご飯を小分けにして、粗熱を取ってから冷凍室に保存しておき、食べる際に電子レンジで必要な量を温め直すのがおすすめです。
※製品によって消費電力が異なりますので、時間も異なる場合があります。

 ほかにもエコな調理方法はいろいろあります。ぜひエコ・クッキングもご覧ください。

野菜(根菜)の下ごしらえをガスコンロから電子レンジに変えた。
ガスコンロで100gの食材を、1ℓの水(27℃程度)に入れ沸騰させ煮る場合
ガス:年間9.48㎥ 約1,540円

電子レンジで下ごしらえをした場合(360日、1日1回)
電気:年間22.01kWh 約680円
年間CO2削減量:約10.5㎏
年間節約料金:約860円

出典)省エネポータルサイト(経済産業省)

令和5年3月16日更新

ページの先頭に戻る