夏休み!ねりま環境まなびフェスタ2025
令和7年8月2日(土)10:00〜16:00
会場:ココネリ3階〈入場無料〉

主催:ねり☆エコ(練馬区地球温暖化対策地域協議会)・練馬区環境部

夏休み!ねりま環境まなびフェスタ2025
―みんなでわくわくエコ体験~みんなの一歩で地球を変えよう!~―

日時:令和7年8月2日(土) 10時~16時
会場:ココネリ3階

 今回で4回目となる本イベント。主に小・中学生とその保護者を対象に、環境について楽しく学べ、夏休みの宿題や自由研究のヒントにもなる参加・体験型のイベントです。当日は、懸念された台風は去ったものの35℃を超える猛暑日。受付では、熱中症対策として携帯用冷却パック、打ち水啓発用の東京都オリジナル手ぬぐいを配布。会場内でもウォータースタンド(株)が給水スポットを設置しました。

 開会式では、小口深志ねり☆エコ会長から「今年は6月・7月に最高気温を更新し、いよいよ温暖化が深刻な状況になってきました。一番暑い時期に開催し、温暖化について親子で真剣に考えていただくことに意義があると思っています。熱中症に気を付けて、今日1日、子どもたちと一緒に楽しみましょう!」と挨拶がありました。開場前から、ユニクロ練馬北口店の「エコバッグづくり」や、トヨタモビリティ東京(株)の「燃料電池自動車の仕組みを学ぶ実験」など、整理券を配布するブースには行列ができていました。


大勢の方々が来場しました

小口深志ねり☆エコ会長

 ココネリ3階の全フロアを使って、26団体が出展。「リサイクル」「エネルギー」「食のエコ」「みどり・生きもの」「おうちのエコ」「環境問題ヒーローショー」の6つのカテゴリーに分かれ、それぞれ工夫を凝らした体験学習などが用意されました。実験、ゲーム、練馬に住む生きものとの触れ合い、講演会のほか、VRを使った工場見学や自然観察ツアーも! 初登場の武蔵大学の学生による「環境問題ヒーローショー」も、終日人気を呼んでいました。


オープン前に整理券配布の行列が!
受付の様子

 来場者数は約1,700名。保護者から、「酷暑の中、子どもと一緒に出かけられる屋内イベントは貴重でありがたかったです」「学校配布のチラシを見て、子どもがカエルを見たいというので来ました」といった声が聞かれました。また、2歳の女の子から「ヒーローが見たくて来たの」とかわいい声も! 駅のそばの屋内イベントとあって高齢者も参加しやすく、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に回る子どもたちの姿も見られました。


暑さ対策として給水スポットを設置

会場の様子

 記念撮影スペースには、ねり☆エコのマスコットキャラクター「ねりねこ☆彡」「ねりこんvv」、練馬区公式アニメキャラクター「ねり丸」、練馬みどりの葉っぴい基金キャラクター「ぴいちゃん」と、練馬の人気者が続々登場! たくさんの子どもたちと触れ合い、記念撮影を楽しみました。ココネリ2階にある「トモズCoconeri店」では、来場時のリーフレットを提示すると割引になるサービスもありました。


環境問題ヒーローショーに出演した、武蔵大学「閃耀(せんよう)ロクロギア」のヒーローたち

ねりねこ☆彡とねりこんvv、練馬区公式アニメキャラクター「ねり丸」、練馬みどりの葉っぴい基金キャラクター「ぴいちゃん」が勢揃い!

展示ブースレポート

リサイクルブース

(一社)全国清涼飲料連合会

リサイクルボックス内一般ごみ削減の取組

2022年10月以降、屋外の自動販売機の横に置かれている新しい機能を持ったリサイクルボックスの設置が進められています。会場には同じものが2台置かれ、お菓子の空き箱や、大容量サイズのペットボトルは入らないと気付く子どもたちに、リサイクルボックスには、缶・びん・小型サイズのペットボトル以外は入れないようにと呼びかけていました。さらに、飲み残しの入ったペットボトルを入れるとリサイクルに影響がでることを伝えるなど、資源循環の入口であるリサイクルボックスの正しい利用方法を学んでいました。

練馬区清掃リサイクル課

新聞やチラシで紙袋を作ったり、海ごみ釣りゲームをしよう

新聞で雑がみを入れる紙袋を作ったり、魚と海洋ごみのマグネットを散りばめたビニールプールを用意し、紙で作った釣竿で海洋ごみを釣る「海ごみ釣りゲーム」を行いました。雑がみも紙袋などに入れて資源として古紙の回収日に出せることを説明。「海ごみ釣りゲーム」では、ペットボトルや空き缶、たばこの吸い殻など、魚以外の海洋ごみを3つ釣り、海をきれいにしていきます。海洋ごみを減らすために「ごみは決められた場所に出すこと」、「ごみを出さない生活を心がけること」が大切であると説明。ゲームの参加者にはトートバッグとシリコーンラップ、CO2を削減できるゴミ袋が配布されました。

東京二十三区清掃一部事務組合

どうなる?燃えるごみ!

パネル展示を通して清掃工場の設備や仕組み、持続可能な未来のために取り組んでいることを紹介しました。ごみを燃やす過程で発生する熱エネルギーの有効利用や、練馬と光が丘の清掃工場見学のパネルもあり、「行ってみたい」と興味を示す親子も。清掃工場にまつわるクイズに参加した人にはハンカチとトートバッグがプレゼントされました。また、キャラクターの人気投票も行っており、ごみ怪獣「フーネン」が人気を集めていました。

練馬区立リサイクルセンター

1年間土に埋めたらどうなった?生分解って何?

プラスチックや紙、木、布などさまざまな素材を土に埋め、1年後にどう変化したかを実物展示とともにクイズ形式で学びました。自然素材の木綿布や蚕の絹は1年間で消えてなくなり、自然の中で循環し地球を守っていくことがわかりました。石油から作られたプラスチックは、虫によって分解されずに長年土の中に残り、海に流れると魚の口に入ってしまいます。その魚を人間が食べることで、人間の体の中にもずっとプラスチックが残留する恐ろしさが説明されていました。また、マイボトルやマイバッグを持参することもプラスチック削減活動につながると呼びかけていました。

(公財)練馬区環境まちづくり公社 資源循環センター

ビンゴクイズでまなぶリサイクル最前線

パネル展示物を見ながら難易度が異なる2種類のビンゴに挑戦すると、リサイクル現場の最前線を知ることができ、参加者は3R(リデュース・リユース・リサイクル)への興味を深めていました。展示は、資源循環センターの施設内の写真をたどって第1ヤードから第2ヤードに進んでいく形になっており、パネルの上段には実際の場所、下段には従業員が働いている様子を展示。施設見学をしている気分になれるように工夫されていました。「明日からできるエコを書き出してみようコーナー」では、「ごはんを残さず食べる」や「買い物をする時は、捨てる時のことを考える」など、来場者が真剣にエコを考えている様子が伺えました。

練馬区リサイクル事業協同組合

紙すきで楽しくリサイクル

水に溶かした牛乳パックの繊維でハガキを作る体験は、終日行列ができており、子どもたちに大人気!1人ずつスタッフが丁寧に対応し、ハガキ作りに挑戦しました。アイロンをかけて水分を飛ばしてもらった後は、自分で郵便スタンプを押してハガキを完成させ、嬉しそうに持ち帰る子どもたちの姿が多く見られました。便利になった時代だからこそ、手作業でハガキを作ることでリサイクルの大切さを学んでもらうことが狙い。「牛乳パックをリサイクルしようと思えるきっかけになってもらえたらうれしいです」とスタッフが話してくれました。

練馬区練馬清掃事務所

分別クイズにチャレンジしてみよう!

数種類のクイズボードから好きなものを選び、3問の問題にチャレンジ! ごみの分別とリサイクルについてどれだけ知っているかクイズ形式で解いていきます。展示パネルには答えのヒントも隠れていました。参加者からは、「自分の知識が古いままだと気付いた」「曖昧だったごみの分別がはっきり理解できた」などの声が聞かれました。クイズの参加者の景品は、「ねり丸オリジナルノート」、「ねり丸ハンドタオル」のいずれか。「動画でもごみの分け方について発信しているので見てくださいね」と呼びかけながら、ゴミの分別についての練馬区YouTubeチャンネルも紹介していました。

サントリーホールディングス(株)

PETボトルリサイクルを楽しく学ぼう

1週間の行動を親子で振り返りながら、地球にやさしい行動ができているかどうかのビンゴゲームで講演会がスタート。その後は、解説付きで「リサイクルペットボトルができるまで」の動画を視聴しました。動画内で紹介された、リサイクルペットボトルの材料となるペレットとプリフォームの実物が参加者にも配布されると、子どもも大人も興味津々! また、サントリーの担当者から、ペットボトルからCO2を排出するゴミを出さないため、ペットボトルをペットボトルにリサイクルする「ボトルtoボトル」を目指しているとの話がありました。「皆さん1人ひとりの行動にかかっています。混ぜればゴミ、分ければ資源」と呼びかけ、講演会を結びました。

ユニクロ練馬北口店

①世界にひとつだけ☆エコバッグを作ろう!~海のごみ・プラスチックごみ~

前半は「海のごみ・プラスチックごみ」について、クイズを交えながら解説。ユニクロやGUで取り組んでいる簡易包装、マイバック促進、ペットボトルリサイクルの商品などを紹介。リデュース(ごみの量を減らす)、リユース(繰り返し使う)、リサイクル(再び資源化する)の3Rを私たちにできることとして呼びかけ、後半はエコバック作りに挑戦しました。子どもたちは色落ちしないクレヨンで絵を描き、世界に1つのエコバックを完成させました。「海洋ごみの現状を家族で一緒に考えて、エコバッグ作りを体験してほしい」とスタッフは話していました。


②「届けよう、服のチカラ」~ユニクロのリサイクル活動を学ぼう~

子ども時代をバングラデシュの難民キャンプで過ごしたユニクロスタッフが、自らの体験を通してその実情を解説し、着なくなった子ども服を世界中の難民キャンプに届けるユニクロの取り組み「服のチカラ」を紹介。「過酷な難民キャンプで服がない子どもたちがいることから、季節や気分に合わせて服を変えられることがどれだけ恵まれているかを知ってほしい」と参加者に話しました。また、「服のチカラ」の取り組みによって救われる子どもたちがいることを伝えると、講演後、参加者からは「服はもちろん、募金もしようと思った」「難しい内容だったけど、難民キャンプの子どもたちが悲しい現状だということがわかった」という声が聞かれました。

エネルギーブース

パナソニック(株)エレクトリックワークス社

手回しで走らせよう、ソーラートレイン!!

今年も、手回し発電機で模型電車を走らせる体験が子どもたちに大人気。模型電車をコース1周させるためには、手でモーターを400回以上回さなくてはいけません。必死にモーターを手回ししてゴールさせたあと、スイッチを切り替えると、太陽発電でスイスイ走るソーラートレインに。電気を作る苦労を体験した子どもたちに、スタッフは「電気を作るのは大変。だから大切に使おうね」と呼びかけていました。参加した親子からは「回すのは楽しかった。もっと早く進むと思ったけど大変だった」「節電の意識が高まった」という声が聞かれました。

(一社)ソーラーシステム振興協会

屋根でお湯を沸かそう 太陽熱利用システム

家の模型を展示し、太陽熱を利用してお湯を沸かす仕組みを紹介しました。平板型と真空管型の太陽熱利用システムを展示し、それぞれの長所と短所を解説。太陽熱利用システム導入には区や国の補助があることも紹介されました。また、昨年に続き、太陽熱温水器の工作が大人気!子どもたちはスタッフにサポートしてもらいながら一生懸命工作に取り組んでいました。完成品は、日の当たる場所に置いておくと実際に40℃以上のお湯を沸かすことができるため、持ち帰った後も実験を楽しむことができるとのことです。

東京ガス(株) 東京東支店

未来の都市ガス、e-methane(e-メタン)って何だろう?

CO2をリサイクルする未来の都市ガス「e-メタン」を紹介しました。スタッフによれば、「都市ガスの主成分はメタンです。e-メタンは二酸化炭素と水素を化学反応させて作ります。現在は実証実験段階ですが、2030年までに1%、2050年にe-メタンに加えバイオガス等も取り入れながら、ガスのカーボンニュートラル化を進め、90~50%の普及を目指しています」とのこと。二酸化炭素、水素、e-メタンの3つの欄にスタンプを押すスタンプラリーが用意され、子どもたちがスタンプを押して楽しんでいました。「子どもたちが大人になる頃には新しいガスの時代になっているので、今からぜひ知ってもらいたい」とスタッフが話してくれました。

トヨタモビリティ東京(株)

燃料電池自動車の仕組みを学ぼう!

実験を通して、CO2排出ゼロの水素燃料電池自動車の仕組みを学びながら、水素は環境にやさしいことを解説。重曹の入った水、鉛筆芯、電池といった身近な材料で水素を作ってオルゴールを鳴らす実験に、子どもたちは身を乗り出して見入っていました。「小学生高学年レベルの実験なので理解するのは難しいと思いますが、学んでくれていました。子どもたちが大人になる頃には燃料電池自動車がたくさん走行している社会になればと思います。少しでも興味を持つきっかけになれば」とスタッフが意気込みを語ってくれました。

食のエコブース

ねりま・ごみフォーラム

減らせごみ 開け未来!

恒例のフードマイレージゲームを実施しました。3種のメニューから食べたいものを選び、釣りをしながら買い物をするというもので、子どもたちはチラシで手作りした可愛らしいバッグでゲームを楽しんでいました。食材カードの裏面には、産地から食卓に届くまでのCO2排出量が書かれています。例えば、同じキウイフルーツでも、ニュージーランド産と練馬産ではCO2の量が大きく異なることがわかり、地産地消の啓発となっていました。「肉は値段の安い外国産を選びがちですが、価格だけに目を向けるのではなく、CO2の削減も意識することが大切。農産物が豊かな練馬区だからこそ、地産地消の輪を広げていきたいです」とスタッフが話してくれました。

(一社)練馬区産業振興公社 ねりま観光センター

なにコレ!?ねりコレクイズ

ねりま観光センターが認定する「ねりコレ(ねりまのオススメ商品コレクション)」にまつわるクイズのカードが10種類用意されており、その中から1枚を選びます。答えは三択。壁に展示されている資料をヒントに、答えを考えながら練馬の豆知識を楽しく学びことができます。スタッフは、地産地消やアップサイクルの取り組みを知ってもらいたいという思いでクイズを考案したそうです。ねりコレの冊子に加えて、お花見やグルメを楽しめる6つのコースが紹介された「お花見マップ」も配布。クイズに挑戦したあとは、多くの家族が隣接するねりま観光案内所で買い物をしていました。

(株)ライフコーポレーション

ライフで資源リサイクルについて学ぼう!

さまざまなトレーやペットボトル、紙パックなどを「ライフで回収できるorできない」に分けるクイズにチャレンジ!「カップ焼きそばのトレーは臭いが付くので回収できない」「惣菜のトレーは色や柄付きでも回収できる」など、スタッフとの答え合わせで細かな情報まで知ることができました。また、ライフオリジナルのリサイクル商品やアップサイクル商品の紹介も。ライフで回収した資源ごみのリサイクルを請け負う(株)エフピコも出展し、リサイクル工場の動画の視聴や、VRゴーグルを使用した工場見学も人気を集めていました。

みどり・生きものブース

東京電力パワーグリッド(株) 荻窪支社

東京電力グループの環境への取り組み

東京電力グループで力を入れている環境保全の取り組みをパネルや動画を通して紹介しました。1964年から取り組んでいる「尾瀬の自然保護活動紹介」をテーマに、尾瀬の夏の風景を360度楽しむことができるVR体験は大人気で、行列ができていました。VR体験中は、スタッフが尾瀬ならではの自然の魅力について解説し、目と耳で尾瀬の自然をたっぷり感じることができました。また、参加者にはエコバッグを配布しました。

NPO法人みどり環境ネットワーク!&豊玉障害者地域生活支援センターきらら

身近なみどりから考えよう!地球環境とSDGs

「NPO法人みどり環境ネットワーク!」は、光が丘公園に生息する生き物の調査と次世代育成事業をメインに活動しているボランティア団体です。小学生ボランティアがデザインした昆虫切り絵と、豊玉障害者地域生活支援センターきららで作った押し花で、オリジナルのしおりを作るワークショップを実施しました。小学生ボランティアによるプレゼンでは、活動内容の紹介に加え、光が丘公園に生息している昆虫についても紹介。プレゼンのあとに感想を聞くと、「7月に入ってからずっと楽しみにしていました。目指せブース来場者300人!」と、目を輝かせながら話してくれました。ボランティア活動を通して、世代を超えた地域のつながりも広がっていました。

ねりまエコ・アドバイザー協議会

木の実で遊ぼう

さまざまな木の実の展示やパネルを通して、木の実ができるまでの過程や役割について学びました。クイズ「ドングリどっちかな?」では、ドングリを隠す生き物はどっち?など可愛い動物のイラストとともにクイズを実施。木がなくなってしまうと人間や動物が生きていけないことを伝え、木を邪魔だと思うのではなく、遊べる!楽しい!という気持ちを持ってもらえるよう、身近な木の実と触れ合う内容にしました。ブースでは、ドングリコマや松ぼっくりオーナメント、ムクロジ笛作りを体験。参加した保護者の中には、ダイオウショウという大きな松ぼっくりを見て驚く姿や、ムクロジで石鹸を作った記憶を懐かしむ方もいました。動物と植物が共生していく大切さを、木の実を通して学んでいました。

オール東京62市区町村共同事業「みどり東京・温暖化防止プロジェクト」

東京の市区町村の環境の取組を見てみよう

「練馬だけではなく、東京都62市区町村の様々な環境への取り組みを知ってもらいたい」という考えのもと、パネル展示やパズルゲーム、工作ワークショップを実施。東京MAPを使ったパズルゲームを通して、島、森、都市など東京の多様な環境を楽しんで学んでいました。東京・多摩産の間伐材を使用した「木のペンダント作り」では、ツルツルに磨き上げられたお手本を見ながら、子どもたちが一生懸命やすりがけをしていました。「手に触れる自然を感じてもらいたい」とスタッフは温かく見守っていました。

練馬区立中里郷土の森緑地

いきものふれあい&自然工作&クイズラリー!

生き物ふれあいコーナーには、練馬区内に生息するアズマヒキガエル、ヒバカリ、コクワガタのケースが並び、子どもたちの長い行列ができていました。アズマヒキガエルに触れた子どもに感想を聞いてみると、「ぷにぷにして柔らかくて、生きていると感じた」と真剣な表情で教えてくれました。自然工作コーナーでは「えんぴつ風 木の枝かざり作り」を実施。材料となる木の特徴を学んだあとは、思い思いに木の枝に色をつけて創作を楽しみ、首にかけられるように紐を取り付けて完成。クイズラリーでは、中里郷土の森や生きものにまつわる問題を用意し、正解者にはオリジナルシールをプレゼントして「中里郷土の森に遊びに来てね」と呼びかけていました。

おうちのエコブース

クール・ネット東京((公財)東京都環境公社)

知って、学んで。はじめてみようゼロエミな暮らし

脱炭素社会に向けて身近なことから取り組みを進められるよう、省エネに関するクイズや間違いさがしを実施しました。「シャワーはこまめに止めるべき?」「暖房便座のトイレのふたは使わないとき閉めるべき?」など、すぐに取り組める省エネ活動を親子で学んでいきます。子どもたちが自分なりにじっくり考えて「今日からやってみること」にシールを貼っていたり、親子で相談しながら間違いさがしに挑戦していたりと、省エネについて学ぶ姿が多く見られました。来場者には、東京都の取り組みの1つである「電力を Hへらす Tつくる Tためる」というメッセージを込めたトートバッグ、さらに間違いさがしに参加した方にはマスキングテープがプレゼントされました。

ウォータースタンド(株)

今日よりもっと、清んだミライへ

昨年に引き続き、今年も会場内に給水スポットを設置しました。当日は猛暑日だったこともあり、マイボトルを持った来場者がひっきりなしに訪れ、給水していました。給水スポットの横には、使い捨て容器ではなくマイボトルを持つことが環境に優しい理由や、海洋プラスチックごみの問題についてわかりやすく書かれたボードが設置されていました。アンケートに答えると、ブルーやホワイトのおしゃれなタンブラーがもらえるとあり、多くの親子が給水がてら足を止めていました。ウォータースタンドは、給水スポットとして練馬区役所や区民センターなどの公共施設にも設置が広がっているそうです。

練馬区環境課

エコな生活を始めよう!~エコライフチェック〜

区内の小中学校の夏休みの課題にもなっている「エコライフチェック」を、会場の端末を使って実施。子ども用、大人用のチェック項目があり、日頃、環境にやさしい行動がどのくらいできているか、セルフチェックを行いました。参加者には「修了証」が発行され、「ねり丸デニムポーチ」と「ねり丸シール」が進呈されました。そのあと参加できる木のストラップ作りのコーナーも親子連れでにぎわっていました。スタッフは、「住宅地の多い練馬区だからこそ、家庭での行動が大切。親子で考えるきっかけになれば」と、パネル展示でもエコな行動について紹介していました。

ねり☆エコ

クイズや模型で、地球が熱くなるしくみを知ろう!

地球温暖化の仕組みがわかるクイズや地球の模型展示を行い、地球温暖化の大きな原因が二酸化炭素(CO2)であることを伝えました。現在と未来に見立てた地球の模型を2つ並べ、未来の地球に二酸化炭素を注入します。太陽の代わりとして電球の熱を当ててみると、二酸化炭素の影響で熱い空気が外に出なくなり、未来の地球の温度が上昇していくことがわかりました。○×式の地球温暖化クイズに挑戦したあとは、二酸化炭素削減に向けて「1番取り組みたいこと」にシールを貼ります。「エアコンの風向きは大事」「食べ物は残さないようにしなくちゃね」など真剣に話し合う親子の姿が見られました。

環境問題ヒーローショーブース

『閃耀ロクロギア』(武蔵大学ローカルヒーロー)

まなびフェスタで、ヒーローにあおう。

ねり☆エコイベント初となるヒーローショーを開催。武蔵大学の石井ゼミの学生たちによる「閃耀(せんよう)ロクロギア」が出動し、ヒーローたちと一緒に環境問題を解決していくというストーリーです。午前はヒーローショーと握手会、午後は環境クイズと握手会を実施。「CO2の排出量が少ない乗り物はバス? 電車?」や、「人間1人が1日に排出するCO2の量は1kg? 2kg?」などの2択クイズを出題し、会場の子どもたちにもマイクを向けて答えてもらいました。握手会に参加した子どもたちは「かっこよかった」「2問正解できた」と嬉しそうに感想を話してくれました。石井ゼミでは授業の一環としてキャラクター研究を行っており、登場したキャラクターたちは学生がデザインしたものを石井教授が立体化し、衣装を手作りしたそうです。「ロクロギア」は、江古田の名前の由来であるエゴノキ(別名:ロクロギ)から付けられたとのこと。握手会では子どもたちがヒーローと1人ずつ握手をし、最後にスタンプラリーのスタンプを押してもらいました。

スタンプラリー

各ブースのスタンプを3つ以上集めてアンケートに答えると、「ねりねこ☆彡」、「ねりこんvv」のきんちゃく袋とクラフト6色いろえんぴつがもらえます。「小さくてかわいい!」「持ち運びやすくて使いやすそう」と参加者にも好評でした。

こどもエコ・コンクール作品展示

区内の小学3年生から中学2年生までを対象に、地球環境に関する絵を描く、ねり☆エコ主催の「こどもエコ・コンクール」。第14回目となる令和6年度は、「ゼロカーボンシティ」「わたしのエコじまん」「守りたい練馬の自然」などさまざまなテーマで合計2,749作品の応募がありました。最優秀賞作品、優秀賞作品、入選作品が審査員コメントとともに展示され、参加者が立ち止まって鑑賞していました。小・中学生各部門の最優秀賞作品を表紙にした自由画ノートと、今年度の第15回目の案内と応募用紙が設置され、多くの親子が手に取っていきました。
入賞作品はこちら

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