第9回 ねりまエコスタイルフェア
令和元年10月20日(日)10:00〜16:00
会場:としまえん〈当日入園無料〉
練馬まつりと同時開催

主催:ねり☆エコ 練馬区地球温暖化対策地域協議会・練馬区

第9回(令和元年度)こどもエコ・コンクール結果

こどもエコ・コンクール入賞作品

小学生部門 入賞作品

最優秀賞「大切な地球!」

高松小学校5年1組
バウ 亜蘭(ばう あらん)さん

【どんな思いで作品を描きましたか】

美しい花が大切な地球に増えてほしいという願いをこめて描きました。そのためには身の回りに色々な植物の種をまいて花を増やすなど、自然を大切にしたいと思います。

【最優秀賞を受賞した感想】

今まで地球のことを自分なりに考えたことがなかったので、とても良い機会になりました。これからも環境のことを色々と考えてみたいです。

【審査員のコメント】

生命体を織り交ぜた作品。花のめしべが地球になっている発想がとてもよく、説明的な絵ではないのに、いろいろなことを考えさせる力があります。すばらしく、味わい深い作品です。

優秀賞「海はゴミ箱じゃない」

大泉第一小学校5年1組
佐藤 美春(さとう みはる)さん

【どんな思いで作品を描きましたか】

夏休みに海にあそびに行った時たくさんごみが落ちていて、「これが海をよごしているんだ」と思いました。だから、ごみを捨ててはいけないとみんなに伝えたかったです。

【優秀賞を受賞した感想】

嬉しいです!! これを見て、ごみが減ってくれたらよいと思います。

【審査員のコメント】

ニュースを見たのでしょうか、タイムリーなことをテーマに取り上げ、リアルに描いています。静かな画風ですが、きちんとわかりやすく伝わってきます。

優秀賞「練馬の野菜を世界へ」

旭丘小学校5年1組
灘辺 乃彩(なだべ のあ)さん

【どんな思いで作品を描きましたか】

昨年、ある絵画コンテストの賞品で、練馬の野菜のつめあわせをいただきました。その野菜がとてもおいしかったので、世界中の人に食べてもらいたいと思って描きました。

【優秀賞を受賞した感想】

完成までに一週間ほどかかりました。心をこめて描いたので、とても嬉しかったです。

【審査員のコメント】

おいしそう、楽しそうな作品です。ねりまに住む子供でないと描けないのでは!? と思わせるほど、野菜の配色がよく描けています。

入選「地球と一緒にすずしもう!」

豊玉第二小学校5年1組
増田 麓(ますだ ろく)さん

【どんな思いで作品を描きましたか】

今、地球温暖化が進んできている中、私にとってすごく暑い日が続いて困りますが、地球が一番私たち以上に暑いと感じていると思いました。そして、自然の小鳥たちや地球を描き、一緒にうちわなどを使って涼しんでいる地球を描きました! また、この絵を見た人にも「すずしいなー」と感じてもらえるような想いで描きました。

【審査員のコメント】

絵も文字も丁寧に描かれています。少しのっぺりとした印象がありますので、屋根を瓦にするともっとよくなるでしょう。

入選「食べのこしゼロでお皿も地球もピッカピカ!!」

練馬小学校4年2組
奥山 萌枝(おくやま もえ)さん

【どんな思いで作品を描きましたか】

学校の社会の授業で、ごみ処理について勉強しました。私たちが食べ残した物が海や川を汚していると知り、この絵を描きました。私は食べ切った給食と食べ残した給食をとくにこの絵で伝えたかったので、どれくらい食べ残したら地球が汚れるかをぜひ考えてほしいです。

【審査員のコメント】

画面にたくさんの文字が入っていますが、うるさくならず上手に収まっています。

入選「練馬を守るのは私たち!!」

開進第三小学校4年2組
村野 瑠菜(むらの るな)さん

【どんな思いで作品を描きましたか】

私は練馬が大好きです。だから、私が描いた絵のように一人ひとりができることを考えてやっていき、私たちで大好きな練馬を守っていきたいと思い描きました。カラフルな花は、明るい未来を考えて描きました。ねり丸も応援しています。

【審査員のコメント】

タイトルの「私たち!!」に頼もしさを感じます。

入選「車じゃ味わえない!」

高松小学校5年3組
矢口 葵彩(やぐち きさ)さん

【どんな思いで作品を描きましたか】

練馬区は、他の市区町村に比べて気温が高いです。だから、少しでも地球温暖化を防ぎたいと思いました。また、練馬区は面積が広いですが、外出する時は車ではなく、自転車や歩きで練馬区の緑を感じてほしいと思います。

【審査員のコメント】

今までにないテーマと作風、味わい深い作品です。

入選「小さなことからコツコツと」

早宮小学校5年1組
山本 愛乃(やまもと あやの)さん

【どんな思いで作品を描きましたか】

自分にできそうな「エコ」をして、環境をよくしていきたいと思いながら描きました。

【審査員のコメント】

絵具の色をそのまま使わず、自分で作っているのがよいと思います。構図もうまく収まっています。

中学生部門 入賞作品

最優秀賞「何ができる? 美しい自然を守るには」

中村中学校2年C組
澤元 菜々子(さわもと ななこ)さん

【どんな思いで作品を描きましたか】

練馬区の豊かな自然を意識して描きました。また、平気でポイ捨てをしたり、つばを吐いたり、そういうことができる人たちは、きっとどれだけ自然が大切なものなのか、練馬区の豊かで美しい自然がどれだけ私たちを支えているのかということを知らないのだと思ったので、美しく、木々を描くことを意識し、一人ひとりがそういうことを意識できるようになってほしいという思いで描きました。

【最優秀賞を受賞した感想】

とてもうれしかったし、とても驚きました。がんばって描いたかいがあったなと思いました。これを機に、もっと上手に絵を描けるようにして、色んなコンクールに出てみたいと思うことができました。

【審査員のコメント】

応募作品の中で際立つ作品でした。こもれびに空気感があり、さわやかさを感じます。この美しいみどりを守っていかなくてはならないと、見る人に訴えかけています。レタリングもきちんと入っていて、細かい所も手を抜かず描き上げています。

優秀賞「NO MORE PLASTIC 私たちはできる」

東京学芸大学附属国際中等教育学校1年2組
沼端 美南(ぬまはた みなみ)さん

【どんな思いで作品を描きましたか】

水質汚染。これは私が社会の先生からやニュース記者から聞き覚えのある周知な言葉です。それなのに、私の家の近くの汚れ、満ちている川の水面上には、時々浮いている魚たちがみられます。それで私は、水質汚染はより広く議論される話題である必要があると感じ、この作品を描きました。

【優秀賞を受賞した感想】

受賞したことによって、よりたくさんの人が水質汚染を防ぐ重大さを感じられると嬉しいです。

【審査員のコメント】

非常にストレートでインパクトが強く、ドキッとさせられる作品です。魚に不思議な線の模様が重なり、目を引きます。興味のある作品からインスピレーションを受けたのでしょうか。

優秀賞「電気の無駄」

南が丘中学校2年A組
髙橋 愛子(たかはし あいこ)さん

【どんな思いで作品を描きましたか】

最近オーストラリアに行って、展望台からきれいな夜景を見ました。とてもきれいだったのですが、世界中どこでもたくさんの電気が使われていることを知るきっかけにもなりました。地球温暖化が進んでいる中で、きれない夜景は地球温暖化を止めてほしいと言っているように感じました。だから「電気の無駄」というテーマで作品を描きました。

【優秀賞を受賞した感想】

美術の作品で選ばれたのは小学校以来で久しぶりだし、優秀賞をいただくことができ、とてもうれしいです。これからもこのようなコンクールに作品を出したいと意欲がわきました。

【審査員のコメント】

不必要に灯る夜景に「無駄」とシンプルなメッセージが、罪悪感をかきたてます。家庭の節電は意識が高まっていても繁華街やオフィスではまだ改善されていないようです。そんな問題を取り上げたこともよいと思います。

入選「地球にとっては毎日が夏。」

南が丘中学校2年B組
齋藤 美桜(さいとう みお)さん

【どんな思いで作品を描きましたか】

人は、夏に毎日暑いと言ってすぐ冷房をつけてしまいます。しかし、その行動が原因で地球温暖化が進み、地球にとっては365日一年中夏のようになってしまっています。夏以外にも、地球温暖化が進むような行動(電気のつけっぱなし)などをしているからです。暑いのは自分だけではない。自分がよければと思うのではなく、地球のことも考えて欲しいと思い、このイラスト、キャッチコピーを使いました。少し考えないと、意味が分からないようにしたことで、多くの人に地球温暖化について考えてもらえるとうれしいです。

【審査員のコメント】

レタリングがきれいに入っています。他の応募作品も参考にしてほしいです。人の頭が地球になっている構図は、おもしろいアイデアです。

入選「空からの未来」

旭丘中学校1年A組
庭山 朋也(にわやま ともや)さん

【どんな思いで作品を描きましたか】

まず「未来の練馬」という題材を聞いて、この景色が頭に浮かびました。ビルに対して色とりどりの花をちりばめることで、きれいに見せる工夫をしました。僕が大人になっても緑豊かな練馬区でいてほしいと思います。

【審査員のコメント】

いろいろな要素を組み合わせて都市の自然とまちを表現しています。この作品は、構図や配色に工夫がみられ、明るくおもしろい仕上がりになっています。

入選「地球の未来破壊しないで!」

石神井東中学校1年3組
崔 天愛(さい てんあい)さん

【どんな思いで作品を描きましたか】

この絵は地球が環境汚染で汚くなっていく様子が描かれています。人間がどんどん地球を汚しているのを自覚して、少しでも地球温暖化を防ごうという気持ちをこの絵に表しました。また、この絵を見て自然を守ってほしいと思っています。

【審査員のコメント】

煙突の形など、少しノスタルジックな印象で目を惹きます。モノトーンの背景と対比するように、青い地球の生命体が息苦しくなっていくような様子が描かれていて、構図が上手です。

入選「皆で変えよう。」

石神井東中学校1年5組
高橋 果歩(たかはし かほ)さん

【どんな思いで作品を描きましたか】

一人ひとりが皆に支えてもらって生きているということを考えながら描きました。

【審査員のコメント】

群れを描くのは難しいですが、構図、配色ともに丁寧に描かれています。さりげなく描かれた手のやさしい感じが印象的です。

入選「地球を救ってください」

田柄中学校2年4組
栃木 優衣(とちぎ ゆい)さん

【どんな思いで作品を描きましたか】

地球温暖化が進み、非常に暑い日が続くようになっています。このままでは、地球が溶けてしまうかもしれない!という危機感があります。地球が溶けたらどうなるのでしょう。私たちはどうなってしまうのでしょう。そんな思いで描きました。私たちは何をすべきでしょう? 地球をみんなで救いましょう。

【審査員のコメント】

比較的よくある構図ですが、さわやかなブルーに毒々しいまでの色合いが目を引きます。インパクトのある作品に仕上がっています。

審査員の紹介とコメント

練馬区美術家協会会長 島田 紘一呂 氏

今年の作品はバラエティーに富んでいて、見ていて楽しかったです。小学生の作品は色がカラフルで、のびのびと描いている様子がうかがえました。中学生は自分好みの配色を選んで描いている作品が多く、作品から「絵が好きだ」とみてとれました。
昨年度より、中学生からの応募が増えたことは、喜ばしいことでした。

島田 紘一呂 氏

練馬区立美術館学芸員 真子 みほ 氏

例年見られる構図の作品も多くある中で、インパクトの強い作品、 “わが道を行く”作品など、今年は目新しい作品がいくつかありました。自分で考えたり、日常の様々なシーンから発想を拾ってきたりしたのだと思います。
様々なタイプの作品が増え、楽しく見させていただきました。

真子 みほ 氏

練馬区地球温暖化対策地域協議会会長 横倉 尚 氏

世界的にも話題になっているプラスチックをテーマにした作品や、ねりまをテーマに、みどりを描いた作品も多くありました。エコ=リサイクル、身近な環境=ねりまのみどりという意識が定着・浸透しているようです。
作品を通じて、身近に起きていることや最近の出来事に関心を持っていることがよくわかります。

横倉 尚 氏

実施結果

募集期間

令和元年7月21日(日)〜9月6日(金)

応募数

1,291件
小学生:640件(参加校41校)、中学生:651件(参加校12校)

審査経過

(1)一次審査

令和元年9月11日(水)
ねり☆エコ担当委員による審査
小学生部門105作品、中学生部門101作品を選定。

(2)二次審査

令和元年9月25日(水)
こどもエコ・コンクール審査員による審査
小学生105作品の中から、最優秀賞1点、優秀賞2点、入選5点を選定。
中学生101作品の中から、最優秀賞1点、優秀賞2点、入選5点を選定。

(3)最終審査

令和元年10月15日(火)
ねり☆エコ役員会で、入賞作品を二次審査結果のとおり決定。

募集の詳細はこちらからご覧になれます

審査風景

一次審査
二次審査
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