【トイレ編】

トイレの節水が進化しています!

 2000年(平成12年)頃までのトイレは流すたびに約13ℓの水を使っていて、東京水道局の調査では、家庭内で使われる水量が2006年(平成18年)はトイレ28%、お風呂24%とトイレがトップでした。

 しかし、2006年(平成18年)以降、洗浄水量の少ない節水タイプのトイレが普及。現在は洗浄水量が6ℓを切る製品もあり、家庭内で使われる水量が2015年(平成27年)にはお風呂が40%とトップになり、トイレは21%と2番目に下がりました。いかに少ない水量でキレイに流せるかを日々研究されている賜物ですね。

家庭内で使われる水量(2006年度・2015年度)

出典)東京都水道局 一般家庭水使用目的別実態調査 2006年度・2015年度

 トイレを交換するには、トイレ本体+工事費+処分費と費用がかさむのが難点。でも、取り換えを検討しているのであれば、その機会に各社サイトなどで機能比較をしてみるといいですよ!

大小eco小レバー(ボタン)の使い分け

 また、すぐにできる節水方法もあります。それは、トイレの「大」「小」小よりも少ない「eco小」などのレバー(またはボタン)で洗浄水量を適切に使い分けることです。「小」だと「大」よりも1~2ℓほど少ない水量で洗浄できます。ちょっとしたことですが、毎日のことなので、限りある地球の資源「水」もおうちのお財布も節約できて嬉しいですね♪

 さらに、節水により、浄水場や各家庭へ届けるポンプなどの消費電力を減らすことが出来るので、CO2排出量も減らすことができて、地球温暖化防止にもつながりますよ!

トイレを節水トイレ
(大小13ℓ→大4.8ℓ/小3.6ℓタイプ)に取り換えた
(4人家族 1日大1回 小3回で算出)

年間削減使用量:約54,000ℓ(約70%削減)
年間節約料金:約14,000円
※東京都水道局265円/㎥(下水道料金込)

※各社のカタログを参考にねり☆エコで試算

令和4年3月30日更新

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