展示ブースレポート


家庭用燃料電池(エネファーム)と、太陽光発電システム、太陽熱利用ガス温水システム(SOLAMO)をメインに、環境性に優れた機器を展示しました。正面玄関から来場された方の目にとまりやすい場所でしたので、オープンで入りやすいブース作りを心がけ、まず身近なガスコンロをご覧いただき、エネファームに興味をもっていただくよう工夫しました。また、リフォームを扱うお隣のTAKEUCHI(株)とブースをつなげることで、住宅設備全体が揃い、ご案内しやすくなりました。来場者にはフリーザーバッグ、ボールペンなどをプレゼントしました。


流し台、トイレ、断熱の塗料など、実際に触って体験できるエコな商材を展示。流し台では、本物の水を流して、野菜くずがコーナーにたまるまでが体感できるようにしたところ、主婦の方に好評でした。また、ふちがなく、掃除しやすいトイレの展示もしましたが、ポスターだけだとわからないことが、実物を展示したことで、「これは便利!」と驚く方が多くいらっしゃいました。区役所で開催したことで、不特定多数の方に気軽にエコを知っていただけました。来場者には施工事例の特製ブックや、リフォームに関する書籍なども配布しました。


アトリウムでの出展が今年で4回目になりましたが、昨年もお越しいただき、覚えている来場者もいらっしゃいました。恒例になった高機能ガラスの展示は、お客様にも浸透してきたのを実感できました。そして、今年は新たに夏の日差しをさえぎる特製のシェードや、業務用にも使われている新商品の虫除けスプレーを展示しました。お客様の反応もよく、手ごたえを感じました。実際の工事へとつながるきっかけになるよう、加盟店舗のチラシが入ったティッシュも配布しました。


当社は、電球・蛍光灯・オフィス照明など、主に自社製電球を企業向けに販売しています。今回の展示では、「ソケットサイズは同じままで、普通の電球から、LED電球に付け替えられる」ことをアピール。『もう付け替えました』という方もいらっしゃり、LEDが浸透してきたことを実感しました。また、企業や商店街の街路灯などに適している、「360度明るいコーン電球」も展示し、関心を持っていただきました。来場者には総合カタログやクリップを配布しました。


夏にピッタリの涼しいスーツや、シャツ、スラックスなどの商品を展示。実際にお客様が手にとれるかたちで、クールビズを提案しました。来場者はCMが始まったばかりの新商品をご覧になる方が、一番多かったです。「このスーツが、本当に家で洗えるの!?」と驚かれる方や、素材を確かめる方などもいらっしゃいました。区民の皆様に、クールビズをすすめるいい機会になったと思います。また、特典として、店舗限定の割引券も配布しました。


アトリウムでの出展に参加するのは、今年で3回目。ご来場の方に、エコ宣言を書いてもらう「エコツリー」というメインの企画も、だいぶ浸透してきた印象です。エコツリーに参加する方は、エコライフを当たり前のこととして実践されている方がほとんどです。回を重ね「夏は水出し茶にして、ガス代を節約している」など、内容が具体的になってきたと感じました。参加者していただいたお子様にはシール、大人の方にはクリアファイルをプレゼントしました。


図書館のなかでも特に環境に力を入れている南田中図書館と、環境課との共同ブースです。南田中図書館は、これまでに実施したイベントのポスターを展示し、エコへの取り組みに力を入れていることが伝わるようにしました。環境課はパネル展示を中心に、自由にご覧いただけるようにしました。ブース全体で、平成18年に「環境都市練馬区宣言」を行った“環境都市ねりま”の取り組みがよくわかることを目指しました。


みどりを守り増やすための様々な取り組みを行っていますが、今回は2つの新事業を中心にパネルでご紹介しました。1つ目は、2015年4月羽沢にオープンした「こどもの森」。大人に見守られながら、子どもたちが自由に遊ぶことができます。2つ目は、2016年5月頃にオープン予定の「ローズガーデン」。光が丘の花とみどりの相談所に隣接し、バラの香りをテーマとした公園です。さらに、区役所にある喫茶コーナー我夢舎楽の新しいメニューのハーブティー(西庁舎10階ハーブテラスでとれたハーブを使用)も紹介しました。来場者には、「ゴーヤー育成ミニブック」(種つき)が好評でした。


地球温暖化や温室効果ガスの現状、家庭でできる省エネのポイントなどを、表やイラストを使ったパネルでわかりやすくご紹介しました。また、併せて7月から始まる「くらしのエネルギー・スキルアップ講座」のご案内をしました。「家庭でのエコが、地球温暖化の防止にも役立つなんて」とおっしゃり、エネルギー・スキルアップ講座にも参加してみたいと、申込み用紙を持って行かれる方もいました。「家庭でできるエコを実践していただきたい」という趣旨が伝わったのを実感することができた展示となりました。


「分ければ資源という言葉があるように廃棄物をすぐにごみとせず、再利用しましょう」とPRすることを目的に、回収事業などをわかりやすくパネルにしました。来場者の反応が一番よかったのが、「センター内で、廃食用油からバイオディーゼル燃料を作り、清掃車の燃料にしている」という展示でした。また「センターは予約なしで見学できますか?」「見学に行っていいですか?」「粗大ごみの持ち込みもできますか?」といった熱心な質問も受けました。施設の場所などを知っていただいたことで、粗大ごみや資源の持ち込みのきっかけにもつながったと思います。


区内に3か所あるリサイクルセンターのブースです。2か月に一度発行される情報誌「ゆずりは」誌面の拡大版を中心に展示を行い、翌日から始まるリサイクルセンター主催のイベントも積極的に広報しました。興味を持って、チラシを持って行かれる方が多くいらっしゃいました。区民が集まる区役所での開催ということで、新しい層にリサイクルセンターを知っていただけました。こういう機会を利用して、今後も積極的にアピールしていきたいです。


区民のごみ収集に関わる仕事をしています。今回は、「ごみの減量について」「小学生への環境学習指導」などのパネル展示を通して、啓発活動を行っていることをお知らせしました。また、多種類のごみのコンポストを実際に展示し、コンポストを買うと補助金が出ることなどを紹介。多くの方が興味を示してくれましたので、区民の方に清掃リサイクル課の仕事を紹介するいい機会になりました。広報誌「ねりまの環」や「ごみの分け方・出し方」などのパンフレットなども配布しました。
燃料電池自動車 体験乗車会
水素で走る燃料電池自動車、トヨタの「MIRAI」で練馬の道を走ってみよう!



昨年12月に、商用の「練馬水素ステーション」が谷原にでき、少し身近に感じるようになった燃料電池自動車。当イベントの開催期間、先着45名様に「MIRAI」にご乗車いただきました。区報を見て楽しみにしていた方もおり、予約受付開始の1時間前から並ぶ姿も見られました。また、男性の比率が高かったのが特徴的です。
「MIRAI」は新型自動車といっても、中の作りを大幅に変えると運転しづらいため、内観はこれまでの自動車とあえて同じにしてあるそうです。特徴の一つとしては、複雑な変速機が不要で、ギアチェンジがありません。実際に道路を走ると、タイヤ音が聞こえるほどの静けさ。エンジンが温まるのを待つ必要もないため、加速はスムーズで、急な登り坂で身構える必要もありません。運転手の方は、「マイカーは普通のガソリン車ですが、燃料電池自動車の方が、圧倒的に運転が楽」と、おっしゃっていました。
乗車コースは区役所の周辺で、約10分間のドライブ。体験した方からは「とても快適で、まさに車社会の未来を感じるようなひと時でした」などのコメントをいただきました。