第8回 ねりまエコスタイルフェア
平成30年10月21日(日)10:00〜16:00
会場:としまえん〈当日入園無料〉
練馬まつりと同時開催

主催:ねり☆エコ 練馬区地球温暖化対策地域協議会・練馬区

第8回(平成30年度)こどもエコ・コンクール結果

こどもエコ・コンクール入賞作品

審査の結果

小学生部門:最優秀賞1点、優秀賞2点、入選5点
中学生部門:最優秀賞1点、優秀賞2点、入選5点

小学生部門

最優秀賞「We love NERIMA 今から ここから」

高松小学校6年1組
飯尾 惇仁(いいお あつと)さん

【どんな思いで作品を描きましたか】

練馬区の畑で、練馬大根などの野菜を収穫するイベントに参加したことや、大きな公園があって、自然が豊かな光が丘を思い浮かべながら描きました。

【最優秀賞を受賞した感想】

賞がもらえるとは本当に思っていなかったので、とても驚いています。描き始めたら楽しくなってしまい、夜遅くまで頑張ってよかったです。

優秀賞「ゴミが命をおそう」

早宮小学校5年2組
水野 優月(みずの ゆづき)さん

【どんな思いで作品を描きましたか】

「ゴミのせいでクジラが死んでしまった」というニュースをおばあちゃんが聞いて、この絵のテーマを提案してくれました。私も、クジラはかわいそうだなと思いました。みんながこの絵を見て、海にゴミを捨てないようにしてくれたら、とてもうれしいです。

【優秀賞を受賞した感想】

こどもエコ・コンクールでは、一年前に佳作をもらったので、今年は選ばれないのではないかとお母さんと話していました。担任の先生に賞をもらったと電話をもらったときは、飛び上がるほどびっくりしました。とてもうれしかったです。

優秀賞「にじ色 練馬」

石神井東小学校3年2組
矢崎 泰冶(やざき だいや)さん

【どんな思いで作品を描きましたか】

たくさんの野菜や草花があり、たくさんの虫たちがいる自然豊かな練馬が、虹に乗って未来へと続くように願いを込めました。

【優秀賞を受賞した感想】

驚きましたが、うれしかったです。絵に描いた「ねりこんvv」も、喜んでいるように見えました。

入選

「れいぼうなしですずんでエコ」
早宮小学校3年2組 
哘 柚莉夏(さそう ゆりか)さん

「緑あふれる練馬の未来」
早宮小学校6年1組 
田中 美羽(たなか みう)さん

「人の世界と動物の世界」
早宮小学校6年1組 
中野 優(なかの ゆう)さん

「STOP!地球温暖化!」
高松小学校6年1組 
高橋 果歩(たかはし かほ)さん

「みんなの地球」
開進第一小学校5年3組
吉見 杏陽(よしみ あず)さん

 

中学生部門

最優秀賞「みんなでSTOP温暖化!!」

石神井東中学校1年2組
酒井 森ノ介(さかい しんのすけ)さん

【どんな思いで作品を描きましたか】

「一人でがんばったとしても、温暖化を止めることはできない」「自分がやっても大して変わらない」など、消極的に考えるのはいけない。一人ひとりが少しずつ力を出して、皆で一丸となってやれば止められる。皆でやることの大切さを伝えられるようにと描きました。

【最優秀賞を受賞した感想】

今でも信じられません。今まで絵のコンクールなどで、賞を何度かもらったことはありますが、最優秀賞は初めてなので、言葉にできないくらいうれしいです。

優秀賞「STOP 温暖化」

石神井西中学校2年C組
長谷川 直人(はせがわ なおと)さん

【どんな思いで作品を描きましたか】

今年の夏は猛暑日が続き、また過去最高気温の日もあり、その主な原因は地球温暖化だと私は思いました。この絵で、水面上昇のこと、気温が上がっていること、生き物の住まいがなくなっていることを表現しました。温暖化をストップさせるためにできることを、一人でも多くの人に考えてもらいたいという思いで描きました。

【優秀賞を受賞した感想】

受賞できるとは思っていなかったので、すばらしい賞をいただくことができ、とてもうれしかったです。この作品ではグラデーションに一番力を入れて描きました。今回の作品で、温暖化について考えてくれる人が増えたらうれしいです。

優秀賞「少しの心がけで…」

北町中学校2年2組
深田 望白(ふかだ みはく)さん

【どんな思いで作品を描きましたか】

学校で、蛇口から少し水が流れているのを見て、誰かが「もう一ひねり」すればエコなのに、と思ったのがきっかけです。ソーラーパネルなど大掛かりなエコも大切ですが、蛇口をしっかり閉めるという、少しの心がけでもエコにつながるということを、伝えたいと思いました。

【優秀賞を受賞した感想】

受賞するとは思いませんでしたが、受賞できたことで、エコを身近に感じることができました。自分の気持ちが伝わってほしいと思いながら一生懸命に描いた作品だったので、とてもうれしかったです。

入選

「今の地球を壊させるな!」
石神井東中学校1年4 組
米持 真衣(よねもち まい)さん

「息苦しい動物たち」
大泉北中学校1年D組
相馬 珠世(そうま たまよ)さん

「この町を世代を越えてつないでいく」
旭丘中学校1年A組 
原口 倖乃介(はらぐち こうのすけ)さん

「地球を快適に」
旭丘中学校1年B組
鳥原 翔馬(とりはら しょうま)さん

「今すぐできるエコライフ!!」
南が丘中学校2年C組 
滝澤 裕麻(たきざわ ゆま)さん

審査員のコメント

練馬区美術家協会会長 島田 紘一呂 氏

島田 紘一呂 氏

【全体講評】

第8回を迎えたこどもエコ・コンクールに、昨年度より100点も多く作品をご応募いただきました。年々意欲的な作品が増えている傾向にあります。しかし、近年、学校で美術教育の時間が減っています。さまざまな絵のコンクールがあっても、昔と比べて、子ども達の興味が向きにくくなっている印象があります。特に中学生部門の作品は、画力・表現力の弱い作品が見受けられました。もう少し、のびのびと描いてほしいと思います。
小学生部門の作品は、全体的に丁寧に描かれており、物事の既成概念にとらわれず、没頭して描き込んでいるものがたくさんありました。中には、テレビやニュースなどで報じられている環境問題を取り上げている作品もありました。このまま続けてほしいと思います。
これからも環境問題に気を配りながら、新しい発見を絵にしてください。若い人には芽がたくさんあると思います。

【小学生部門】

最優秀賞「We love NERIMA 今から ここから」
高松小学校6年1組 飯尾 惇仁さん
きっちり描かれていて、色もきれいに付いており、全体のバランスがよい作品です。きっと絵が好きな子でしょう。じっくりと丁寧に描いていた様子がうかがえます。

【優秀賞】「ゴミが命をおそう」
早宮小学校5年2組 水野 優月さん
ニュースから得た知識でしょうか。現代のテーマを上手にとらえた作品です。

【中学生部門】

最優秀賞「みんなでSTOP温暖化!!」
石神井東中学校1年2組 酒井 森ノ介さん
アイデアが非常に優れていました。この発想は、他の作品には一つもありませんでした。三次元で立体感のある構図もよいと思います。キャッチコピーの文字部分は不要な感じがします。全体構成や色彩を考えると、もっと良くなると思います。

【優秀賞】「STOP 温暖化」
石神井西中学校2年C組 長谷川 直人さん
レタリングがきれいです。字を構図の中心にして、太陽に照らされた逆光を黒いシルエットで表現するなど、よく考えられています。きれいに描こうと、落ち着いて描かれた印象があります。

【優秀賞】「少しの心がけで…」
北町中学校2年2組 深田 望白さん
蛇口の絵とかけて「ひ」の文字がねじれている。よく考えられています。もう少しデッサン力があるとよいでしょう。構図を考えて、文字をきちんとレタリングすると、さらに良い作品になると思います。

練馬区立美術館学芸員 真子 みほ 氏

真子 みほ 氏

【全体講評】

小学生部門の作品には、いろいろな画風がありました。今回は描き込んだ作品が受賞作に多く選ばれましたが、シンプルな構図の作品もあり、面白く拝見しました。
中学生部門は、既存のイメージにとらわれ過ぎているように感じる作品が多く、少し残念でした。自分で考えてみる機会が増えるとよいと思います。

【小学生部門】

最優秀賞「We love NERIMA 今から ここから」
高松小学校6年1組 飯尾 惇仁さん
紙いっぱいに埋め尽くす作品が多い中で、この作品は背景の白地を上手に活かしています。色合いもきれいで、最後まで手を抜かずに考えているところが良いと思いました。

【中学生部門】

最優秀賞「みんなでSTOP温暖化!!」
石神井東中学校1年2組 酒井 森ノ介さん
発想力が非常によかったと思います。描画力、特に文字は残念です。

優秀賞「STOP 温暖化」
石神井西中学校2年C組 長谷川 直人さん
グラデーションがきれいです。構成力があり、作者の訴えていることが伝わりやすい作品です。

練馬区地球温暖化対策地域協議会会長 横倉 尚 氏

横倉 尚 氏

【全体講評】

今年で8回目のエコ・コンクールとなりましたが、丁寧に描かれている作品が増えてきた印象があります。設定された4つのテーマのうち、「未来へつなぐ練馬の自然」を選んだ作品が多くありました。比較的自然に恵まれていると言われている練馬の身近な環境について、小・中学生とも関心が強いことがうかがわれ、心強く感じました。

【小学生部門】

最優秀賞「We love NERIMA 今から ここから」
高松小学校6年1組 飯尾 惇仁さん
練馬の自然や環境のすばらしいところを、色彩豊かな絵にしています。見るたびに工夫の跡を発見でき、優れたアイデアを上手に描き込んでいる大変優れた作品です。

優秀賞「ゴミが命をおそう」
早宮小学校5年2組 水野 優月さん
世界的な問題として現在注目を集めている、海のゴミ「マイクロプラスチック」の、生物に与える影響について取り上げた作品です。構図や色彩に優れた絵でインパクトがあります。

優秀賞「にじ色 練馬」
石神井東小学校3年2組 矢崎 泰冶さん
絵の中に、練馬の自然が色彩豊かに上手に描かれています。昆虫やキャラクター「ねりこんvv」を用いたところも、小学生らしさがよく出ています。

【中学生部門】

最優秀賞「みんなでSTOP温暖化!!」
石神井東中学校1年2組 酒井 森ノ介さん
アイデアは非常に優れています。絵の構図にも工夫があり「みんなでやろう」というメッセージが強く伝わります。キャッチコピーを含めてもう少し丁寧に描くと、訴える力も更に強くなるように思います。

優秀賞「STOP 温暖化」
石神井西中学校2年C組 長谷川 直人さん
「SAVE THE EARTH」地球を救おうというテーマはよく描かれますが、この作品は構想力に優れ作者の意図がよく表れていて訴求力のある作品です。構図や色使いに工夫がみられ、バランスもとれた落ち着きを感じさせます。

優秀賞「少しの心がけで…」
北町中学校2年2組 深田 望白さん
大胆で目に留まる構図です。簡潔な色使いの作品でいて、訴える力があります。キャッチコピーの表現の仕方にも他の作品に比べて工夫の跡がみられます。

審査風景

一次審査
二次審査

実施結果

募集期間

平成30年7月4日(水)〜9月5日(水)

応募数

1,353件
小学生:857件(参加校32校)、中学生:496件(参加校11校)

審査経過

(1)一次審査

平成30年9月12日(水)
ねり☆エコ担当委員による審査
小学生部門141作品 中学生部門80作品を選定。

(2)二次審査

平成30年9月26日(水)
こどもエコ・コンクール審査員による審査
小学生141作品の中から、最優秀賞1点、優秀賞2点、入選5点を選定。
中学生80作品の中から、最優秀賞1点、優秀賞2点、入選5点を選定。

(3)最終審査

平成30年10月1日(月)
ねり☆エコ役員会で、受賞作を決定。

募集の詳細はこちらからご覧になれます

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