エコライフのすすめ

地球温暖化の原因や現状、影響、そして地球温暖化をめぐる国際的な動向や国、都、区の主な取り組みを見てきましたが、わが国の温暖化対策上の主要な課題で、とりわけ練馬区では最大の課題である「家庭部門」での対策について考えてみましょう!!!

以下、練馬区の地域における地球温暖化対策を進めるための区の計画である『練馬区地球温暖化対策地域推進計画』(平成21年3月策定)(以下、「地域推進計画」と略称します)からの抜粋により、区民が暮らしの中で主体となって進めていく取り組みとはどんなものか、その取り組みははたしてどんな効果があるのかなどを見てみます。


区民が主体となって進める取り組み(地域推進計画より)

(1)低炭素型のライフスタイルの実践

練馬区から排出される二酸化炭素(CO2)は、現状のままでいけば今後も増加を続け、そのうち家庭部門から排出される二酸化炭素(CO2)は、44.4%と最も大きな割合を占めると予測されました。

練馬区における地球温暖化対策では、家庭から排出される二酸化炭素を削減していくことがたいへん重要であり、また大きな効果をもたらします。

そのためには、区民一人ひとりが、毎日の暮らしの中で温暖化防止のためにできることを、自然に、そして着実に実践できるようになることが求められます。

例えば、買い物の際、買い物袋(マイバッグ)を利用し、省エネラベルを参考にして商品を選んだり、地産地消を心がけたりすること、自動車を運転する際、エコドライブを実践することなどです。(エコドライブは、事業者にも共通する取り組みです。)また、水道水の供給や下水処理にも大きなエネルギーが使われていることを忘れないようにしましょう。

  • 低炭素型のライフスタイルを実践することは、二酸化炭素(CO2)の削減に役立つだけではなく、光熱水費の減少となって表れ、家計にもやさしい効果をもたらします。
  • それでは、具体的に何をすればよいのか、それがどれくらい二酸化炭素(CO2)を削減し、光熱水費の節約になるのかを「区民一人ひとりの行動指針」としてつぎに示します。
  • 「区民一人ひとりの行動指針」は行動の参考例です。できることから始めましょう。そして、できることが一つでも多くなるようにしましょう。

「区民一人ひとりの行動指針」に挙げたすべての項目を実行すると、1人で1日に約1.5kgの二酸化炭素(CO2)を減らすことができます。また、年間の節約効果は、3万3千円あまりになります。70万区民が実行すれば、単純計算で年間約38万tの二酸化炭素(CO2)削減になります。



区民一人ひとりの行動指針
場面 行動の具体例 1日あたりのCO2削減効果(g) 1年間の節約金額(円)
冷暖房 冷房の設定温度を27℃から28℃にする 34 670
暖房の設定温度を21℃から20℃にする 60 1,170
1日の冷房の使用時間を1時間分減らす 26 720
1日の暖房の使用時間を1時間分減らす 37 730
照明 部屋の明かりを電球型蛍光灯に替える 45 890
誰もいない部屋の電気を消す 19 370
娯楽 1日のテレビやテレビゲームの時間を1時間減らす 40 790
1日のパソコンの使用時間を1時間減らす 13 260
家でみんなと一緒に過ごす時間をつくる 81 1,600
出かけるときは、電気機器の主電源をこまめに切って、待機電力を節約する 65 1,280
キッチン 冷蔵庫の中を詰め込み過ぎない 18 350
冷蔵庫は、きちんと壁から離す 19 370
食器を洗う給湯器のお湯の温度を低く設定する 29 680
残ったご飯をジャーで長時間保温しないようにする 37 730
洗面所 シャワータイムを1分短くする 74 2,660
歯みがき中の水は出しっぱなしにしない 42 4,840
自動車 発進時はふんわりアクセル「eスタート」をする 207 4,430
運転中は、つねに急な加速をしないようにする 73 1,560
5秒の停止でアイドリング・ストップを心がける 110 2,360
近くに行くときは、歩きか自転車にする 330 7,050
買い物 買い物にはマイバッグを持参して使い、包装の少ない品物を選ぶ 62 -
ごみ ごみの分別を徹底して、容器包装プラスチックをリサイクルする 52 -
食事 練馬でとれた野菜を食べる 21 -
合計 1,494g 33,510円

チームマイナス6%ホームページ、省エネルギーセンター「家庭の省エネ大辞典」、エコライフチェック(練馬区平成20年度版)より作成

出展)練馬区地球温暖化対策地域推進計画(平成21年3月)


つぎに、「区民が主体となって進める取り組み」のうち「住宅の省エネルギー化の推進、再生可能エネルギーの利用拡大等」を示します。


(2)住宅の省エネルギー化の推進、再生可能エネルギーの利用拡大等
項     目 内     容
省エネルギー型住宅の建設 住宅の新築の際に省エネルギー型住宅を建設する。
長寿命住宅の建設 住宅の新築の際に耐久性に優れた住宅を建設する。
既存住宅本体の省エネルギー化 既存の住宅(本体)において、樹脂サッシ、複層ガラス等による省エネルギー化を行う。
屋上緑化・壁面緑化 住宅の屋上や壁面を緑化する。
敷地内の緑化 住宅の敷地内を緑化する。
雨水浸透施設の設置 住宅の敷地内に雨水浸透施設を設置する。
雨水利用 雨水を貯留し、散水等に利用する。
電球型蛍光灯への切り替え 家庭において白熱電球を電球型蛍光灯に切り替える。
省エネルギー性能の高い家電製品への切り替え テレビ、冷蔵庫、エアコンなどの購入、買い換えの際に省エネルギー性能の高いものに切り替える。
省エネナビの設置 家庭でのエネルギー使用を抑制するために、電力用省エネナビやガス給湯器用省エネナビを設置する。
住宅用太陽光発電設備の設置 住宅に太陽光発電設備を設置する。
家庭用高効率給湯機の設置 住宅に家庭用高効率給湯機を設置する。
家庭用燃料電池設備の設置 住宅に家庭用燃料電池設備を設置する。
ごみの減量・分別 家庭から出るごみを減量し、分別を徹底して資源リサイクルを進める。

区民と事業者共通の取り組み(運輸部門関連)(地域推進計画より)

(1)エコドライブの実践
項     目 内     容
エコドライブの実践 自動車の運転の際に急発進・急停止を減らし、アイドリング・ストップを実行する。
(2)低燃費・低公害自動車への切り替え
項     目 内     容
低燃費・低公害自動車の購入・切り替え 自動車の購入や買い替えの際に低燃費・低公害自動車を選択する。
アイドリング・ストップ装置の取り付け、アイドリング・ストップ自動車への切り替え 自動車にアイドリング・ストップ装置を取り付ける。また、購入の際アイドリング・ストップ装置付きの自動車を選択する。
(3)自動車の利用転換
項     目 内     容
公共交通機関への利用転換 マイカーによる移動から電車やバスなどの公共交通機関による移動へと利用の転換を進める。
カーシェアリングの利用拡大 自動車を効率的に利用するためにカーシェアリングの利用を進める。

注)以上は、練馬区地球温暖化対策地域推進計画からの抜粋で構成しましたが、字の色や字体等は原本から変更しています。またイラストを適宜追加しています。


暮らしの中の地球温暖化対策

どうですか? まだまだ暮らしの中で取り組むことができることがありそうですね。それに、エコライフは家計も助ける効果があることがはっきり分かります。

自分に合った、家族に合ったエコライフにしっかり取り組んでみましょう!!